FXとは「Foreign Exchange」の略で、二国間の通貨ペアを売買する取引のことを言います。
TVなどで「今日のドル円相場は〇〇円〇〇銭」などと言いますが、これはアメリカドルと日本円のレート差しており、ドル円が130.00円であれば1ドル＝130.00円ということになります。
普段の生活ではドル円レートをはじめとする為替相場をそこまで気にすることはありませんが、レートの上げ下げによって収益を上げるのが主となるFXを始めると、為替相場はどうしても気になってきます。
とは言え、為替取引となるFXは何だか難しそう、どうやって始めたらいいのか分からないという方も少なくありません。
実際にはFXを始めるのはそこまで難しいことではないので、FXを始めるまでの流れを簡単に以下にまとめました。
実際の手順はこれだけです。
FX会社は数多くありますが、日本国内の主要なFX会社の口座であれば、書類の郵送も不要で開設できるところが多いです。
早ければその日のうちに口座開設が完了し、最短でその日のうちに取引が始められます。
もちろん口座開設は無料で、年会費や口座維持費が取られることもほとんどありません。
口座開設後は、取引口座に証拠金を入金すればいつでもFX取引が始められます。
FXは口座に入れたお金の最大25倍までの金額で売買ができる「レバレッジ」が特徴の一つで、少ない資金からでも満足に取引ができるようになっています。
基本は1万通貨単位となりますが、より少額で取引ができる1,000通貨単位に対応する口座も増えています。
1,000通貨単位でFX取引を始めるなら、口座に入れる証拠金は1万円ほどあれば十分です。
いきなり大きな金額を入れて大きなリスクを負う必要もありません。
ドル円がここから上がる（円安ドル高になる）と思えば、ドル円を買います。
売買をして何らかの通貨ペアを持っている状態を「ポジションを持つ」や「ポジションを建てる」と言いますが、持っているポジションの方法にレートが動けば収益があげられます。
逆方向に動いてしまうと損失となるので、早めの損切りで損失を確定して損の拡大を防ぐか、戻すと考えているならそのまま持つかの判断も必要です。
取引の仕方や判断については経験を積んでいく必要があり、はじめのうちはどうしても失敗しがちです。
失敗してもただでは転ばないように、失敗できる範囲の金額で練習を重ね、FXで収益をあげられるようにやっていくようにしましょう。
FXには様々なリスクや注意点があります。
FXはレバレッジによって証拠金に対して最大25倍で取引が行えるため、急激な為替変動があった際には想定以上の損失が生じる可能性があります。
また、一定の損失（証拠金維持率の低下）を超えると強制的にポジションが決済されますが、何らかの事情で決済が間に合わない、執行されない場合には、証拠金がマイナスになるリスクもあります。
証拠金がマイナスになることは多くはありませんが、そういうリスクがあるということは、FX取引をする上では知っておかなければならない点です。
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ルールや規制もしっかりと知って、信頼のできる国内のFX会社で取引を始めてみましょう。